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グループ展「いねむり」終わりました

先週日曜日までで、名古屋のギャラリーイントラートさんで開催されていたグループ展「いねむり」が、無事終了しました。
足を運んで下さった方々、ありがとうございました!

サイトにもUpしましたが、今回は作品コンセプトが「いねむり」ということで、私は「バク」を描きました。
以下は、カメラマンさんが撮ってくださった写真でーす。
    

今回の作品展、15名の方が参加されていたようです。
こういった、テーマを共有した多人数の作品展示に参加したのは初めてでした。
私の作品はその中で、ギャラリーの入り口を入ってすぐのところに飾っていただいてました。

「いねむり」という1つのキーワードでも、それを取り込んだフィルターも違えば回路も違い、出力方法も違う。当たり前のことだけど、改めてそれを体感できて、とても面白いと思いました。
みんないろいろ考えてるんだなぁ、って思いました。
複雑な感じがした。
私のが一番単純かもしれない(笑)

自分の作品の話を少しすると…
寝ているときって、人間、とっても無防備だと思うんですが、
いねむりってそんな無防備状態に、不意に陥る、ってことかなと思いました。
そうすると、見るんですね、悪夢を…(たぶん)
悪夢を食べてくれるとされるのは、本当は「バク」じゃなくて、
中国で伝説の生き物とされる「獏」のほうです。
「バク」とは全然べつものです、実は(ぇ)
でもなんだかんだで、「バクが悪夢を食べてくれる」っていうイメージが広まって、
きっとみんなわかってくれるだろう、と思って、敢えてバクを描きました。

作品タイトルが「おやつ」なのは…
ま、書かなくてもわかるよね!
というか、ちょっとくらい考える余地があってもいいかなと思った。
ので言わない(笑)

いろんな人がいろんな作品を創っていて、その中に私のバクくんもいました。
それを見て、あることを感じて、そう感じている自分に驚きました。
へぇ、こんなことあるんだ、みたいな。
それは何かというと、たくさんの作品の中でもやっぱり、自分はこの作品が好きだな、と思っているってことです。
ナルシスト?そうとも言う(笑)
みんなどれも素敵な作品でした。素敵だな、って素直に思いました。
でもやっぱり、私は私の作品が一番好きで、だからこういう絵を描いているんだな、って思いました。こういう作品を創っているんだな、と。
上手く言えないけど、結果として残ったのは、「自信」でした。
いろんな作品の中にあることで、余計に自分の作品の立ち位置が明確に感じられて、自分のこの作品は、自分にしか創り出せないものなんだな、と感じられました。

そんな風に感じるなんて思ってもみなかったので驚いたし、不思議な感覚だったけど、でも、ちょっとうれしかった。
今回のグループ展、参加してよかったな。
てか、バクくん描いてよかった。

グループ展「いねむり」のスライドショー

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